【出展者のプロフィール】    東京呼びかけ文に戻る                表紙へ
●城台 巌さん
1916年大牟田市生まれ。日本リアリズム写真集団参与。福岡県美術協会会員。20歳ころから写真に親しみ、写真家土門拳に師事。「乞食」「盲児」「ドヤ山谷」「三池闘争」など作品多数。精薄児教育の父といわれた近藤益雄と共に、5年5ケ月にわたって子どもたちを取材した、記録写真集『この子らと生きてj(大月書店)がある。三池闘争では、三池労組の要請のもと多数の記録写真を撮り、土門拳の大牟田取材時に助手を勤めた。

●藤本正友さん
1939年大牟田市生まれ。三井三池鉱業学校卒業後、四山鉱に入社。組合活動家であったことから1200名「指名解雇」者の一人となり不当解雇される。1960年、三池労組四山支部青年行動隊員として、四山支部裏に、同年10月まで合宿。ハーフサィズカメラで、闘いの隊列の中から、貴重な写真を多数残した。

●池田益実さん
1948年、飯塚市生まれ。1972年、東京総合写真専門学校卒。1969年ころより、筑豊などの炭坑遺跡の撮影に取り組む。写真集『高島炭鉱閉山の記録一消された灯』『貝島炭鉱の想い出』など。今回の写真展では、大牟田市、荒尾市の炭鉱遺跡を出展。現在フリーカメラマンとして、産業廃棄物などの環境汚染問題に取り組む。


【企画内容】
「1960年・三池写真展」は総合的な企画です。
@写真展は入場無料です。
  日時/2002年11月11日(月)〜17日(日)午後3時
     毎日午前10時開場千後7時30分まで
  会場/日本青年館国際ホール十ギャラリー
   東京都新宿区霞岳町15 電話03-3475-2560
   JR干駄ケ谷又は地下鉄銀座線「外苑前」又は
   地下鉄大江戸線「国立競技場前」下車

A写真集とカレンダーを発行します。
 展示される写真を中心に写真集(定価3000円)を発行します。
 2003年カレンダー(定価1000円)を発行します。

B実行委員、賛助人および寄金・賛助金を募集します。
この企画を成功させるために広く実行委員、賛助団体・組織を募り、寄金への協力を訴えます。
 寄金は、「個人寄金」「団体・組織寄金」は、一口を1万円とし、賛助金は一口千円とします。

Cシンポジウムを開催し、ビデオ上映をします。
「シンポジウム」〔三池闘争と現代〕(日時11月10日午後2時、資料代実費、会場日本青年館)を開催します。資料とパネラーたちの発言で当時を再現しつつ、現代の労働運動の現状を考え
ます。
 「三池闘争」記録及び関連ビデオの映写、ヘルメットその他闘争当時の「実物」の陣列を予定します。
 「記念レセプション」(日時11月17日午後6時、7000円、会場日本青年館)を開催します。